Duel Citizinship☆

I love my boy so much! He is 9 months old now! He is the sweetest little boy and I just love  taking care of him.

We had a great time in Japan for 2 months.

November 14th, when we were on our way back to Canada, we had a problem. Canada’s immigration system was changed  November 10th and people that have duel citizinship, they must have the Canadian passport now.

My son has a Japanese passport and a Canadian birth cirtificate which was good enough before November 10th.

ANA would not allow him to take the flight.We had to make an emergency passport for him. Unbelieveable! Oh~ Canada! It was a nightmare!

Fortunatlly I had  great help from my sister who lives in Tokyo so it took us just 3 days to solve the problem. I am so greatful for that.

Now we are safely back in Canada. All’s well that ends well 🙂

我が子が可愛くて可愛くて育児に夢中の9か月。おかげさまで、息子は元気にスクスク成長中し、2か月間の里帰りを満喫した。そしてカナダへ帰るその日・・・

乳がんの告知を受けた時、私は至って冷静にその事実を受け入れることができた。けれどANAの担当者に、私の息子はカナダへの帰国便へ搭乗できないと告げられた時、私は茫然と立ちすくみ、何を言っているのかと信じられず、一瞬頭が真っ白になった(笑)

11月14日、9:45pm、ANAは私たちを置き去りにして飛び去った。理由は、カナダのイミグレーションのシステムが11月10日から変更され、2重国籍を持つ私の息子はカナダ入国の際にカナダのパスポートが必須となったと言うのだ。それまでは日本のパスポートとバースサティフィケイト(出生証明書)があれば良かったので、その準備しかしておらず、HISバンクーバー支店で往復航空券を購入した7月の時点では、入国の際にカナダのパスポートが必要になるとの説明もなかった。

ANAの担当者は丁寧な対応ではあったが、結局は何の助けもなく、私は右も左も分からない大都会の東京羽田国際空港に、8か月の乳飲み子と、預けていた23キロの荷物3つと手荷物15キロと共に見捨てられたのだ。

こんなことがあっていいのか?高知空港で国際線のチェックインができず、羽田で再度チェックインをするように言われた時、本来ならば一度にチェックインできるはずのことが何故できないのか理由が分かっていれば、実家へ戻ることだってできていたではないか!

疲れ果てて眠る息子と大荷物を抱えて、急遽、お高級なロイヤルホテル羽田に宿泊し、一息付いた時には深夜になっていた。

翌日、カナダ大使館を訪ね、息子のイマージンシーパスポートを作成することになった。何枚もの書類の手続きを行う中、親族以外で私を2年以上知る証人が2人必要で、退職して8年以上経つ元職場の上司が力を貸してくれ、元同僚たちがその役目を引き受けてくれた。カナダで待つ父親のロンも、サレーのパスポートオフィスまで行き、パスポート作成に対する承諾書へサインをしなければならなかった。時差のため、最短でも全ての作業に2日は必要だった。

ANA担当者には翌日便であれば振り替えることができるが、それ以外は不可能で旅行代理店に問い合わせをするように言われた。格安航空券であったこと、搭乗日は過ぎてしまっていることから、振り替えができる望みはとても薄かった。再度チケットを買い直しなければならなくても、一言この理不尽な出来事についてモノ申したい気持ちと、藁にもすがるような気持ちでHIS銀座本店を訪れた。

他店、しかも海外バンクーバー支店での購入チケットについてなど、門前払いされてもおかしくないと思っていた中で、一見ひょろっと背の高い頼りなさそうな男性担当者は、私の話を傾聴してくれ、かつ迅速に対応してくれ、店を後にする際には小さなお子様を連れて大変なことと思いますと労いの言葉もかけてくれ、心身ともに疲れ果てている中に、希望の木漏れ日が差し掛かり涙がこぼれそうになった。

不運な出来事。でもそんな苦境の中でもたくさんの人に助けられ乗り切ることができた。中でも東京に住む姉には、3泊4日、付きっ切りでサポートしてもらった。彼女の助けがなければカナダ大使館へ行くだけでも四苦八苦していたに違いない。

11月17日、振り替え搭乗の日は満席とのことだった。隣に中高年のオジサンが座り、ひじ掛けを取られ、あぁ~この状態で10時間耐えられるだろうか、と思っていたら、後部座席に空席が出て、オジサンが席を変更してくれた~!しかもその隣の女性は元JAL国際線キャビンアテンダントをしていた人で、バンクーバーへ初孫を迎えに行くとのこと。と~っても素敵な女性で、食事の時などサッと手助けをしてくれ、息子は機嫌良く眠ってくれ、何とも快適な旅だった。

そう。そうなんだ。やっぱり私は運がイイ~!☆あはは♪
ありがとうございます!

 

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